【ライブ前の予習曲】マカロニえんぴつ編
こんにちは。ERIEです～！久々のライブ前予習曲プレイリスト、今回はみんな大好き音大出身バンド”マカえん”こと、マカロニえんぴつのライブ予習のための曲をぎゅぎゅっと詰め込みました。実は、YouTubeの登録者1000人台のころからマカロニえんぴつに出会えていた私は、当時学生で周りの人に「マカロニえんぴつめちゃくちゃいいから聴いて！」と言うたび、バンド名を聞き返されたり、「ある意味覚えやすい」と笑われていたのが懐かしいです。もちろんバンド名には意味があるそうで、インタビューでも語られています。この記事の最後にプレイリストのリンクございますのでじゃんじゃん聴いてください！ところで、今さらながらバンド名の由来が気になったので調べてみました。
●バンド名の由来や意味を教えて下さい。
はっとり：はい。「マカロニ」って覗くと空洞じゃないですか？その空洞の部分って存在しない物で、だけど…有名な哲学者の言葉で「ドーナツの穴を食べる」ってあるんですけど…それに近い物で、何も無いような物だけれども、その存在意義を意識して……それに対して「えんぴつ」って、物を「在り」にしていくものじゃないですか？例えば白紙に線を入れるだけでそこには「存在」が出来る。何にも無い穴、その「無い存在」を自分達で意味の在る物にしていきたい、それをえんぴつで書き進んでいくっていう、意味を込めて、穴の象徴「マカロニ」と存在を作る「えんぴつ」で「マカロニえんぴつ」です。
http://tote-music.com/interview/20150216_macarock_01.html
はい、素敵です。マカえんは演奏はもちろんですが、歌詞に魅了される曲が多すぎて、バンド名の由来からも、ほんっとに音楽に対する熱い想いに心揺さぶられます。さてそんなマカえんの予習曲プレイリスト楽しんでください！！！ツアーも開催中！
What is マカロニえんぴつ
音楽大学の同期で結成したロックバンド、マカロニえんぴつ。バンドの中心人物、はっとり（Vo/G）の名は彼が敬愛するバンド、ユニコーンの名盤『服部』が由来で、その名に引けを取らない抜群のポップセンスを誇る。さらにハードロック、ジャズ、アニソンなど多様な音楽的ルーツを持ったメンバーが集まり、それぞれのカラーを混ぜ合わせることで、オリジナリティとポピュラリティを兼ね備えたサウンドを確立。豊かな音楽的知識とロックの型にはまらない自由な発想を備えて、苦くて甘酸っぱい青春の光景をエモーショナルに描き出す。オルガンやストリングスなどを用いたバリエーション豊かなアレンジにも注目。
ライブ予習プレイリスト
01. 哀しみロック
「悲しみ」ではなく、「哀しみ」と表現されたタイトルにもこだわりを感じさせられる１曲。アップポップなミュージックながらかなり、哀れな片想いソング。自分を犬、愛する相手を猫にたとえて、相反するふたりの恋愛が描写されています。主人公は彼女とはうまくいかないと胸の内では気づいていながらも「今だけでいいから」と強い想いを持ちつづけます。そんな主人公の哀れさが、タイトル哀しみの表現へと繋がっているのでしょう。リードギターと迫ってくる感じのベースが相まってとにかくメロディーがカッコいい。後半に変調があったり、ゴチャゴチャした感じの葛藤を荒っぽい音で表現されていたりと魅力満載です。
02. 洗濯機と君とラヂオ
洗濯機とラジオ同様に生活に欠かせない存在だと、彼女への想いが歌われた１曲。キミは僕の心のインフラだよといったところでしょうか。純粋無垢なドストレートロックンロール、ライブでも気持ちよくノリきれること間違いなしのマカえんの名曲です。
03. keep me keep me
こちらは彼女目線の１曲。恋愛においてキープされてるサイドの人々から共感の嵐が殺到。主人公の心境が缶ビールに喩えられていて、「飲みかけでいい加減にされても 口開けたまま何も言えないし 缶ビールみたいだな そんなもんかな」と意味深い歌詞にも注目！そしてこちらもポップなメロディと飛躍感あるサビに中毒性がありかっけえです。
04. ブルーベリー・ナイツ
比喩表現はもはやマカえんあるある。今度は、ブルーベリーに喩えられてます。「運命の誰か、あたしを掬って食べて」「誰でもいいよ、あたしを潰して舐めて」と半ばあきらめる気持ちが歌われてます。でもほんとは、行かないで欲しいと切ない気持ちが曲調からも聴いてとれる１曲。
05. レモンパイ
「これ恋かもね、そうだとしたらどうなんだ きっと神さまだって気づいていないのです 君に触りたい 揺れながら少し悲しいキスをしたい」って歌詞、めっちゃぎゅっ〜ときませんか。からの２番の若干ラップ調になるはっとりさんもかっこよすぎて、見どころ満載で溢れちゃってる１曲。ハッピーエンドかどうかはぜひ、聴いてたしかめてください。
06. 愛の手
個人的にマカえんのなかで最も好きな曲です。こんな自分のこと思ってくれる人居ったら幸せやろな〜というのとCメロ前から変調が入り、むっちゃ格好よさも兼ね備えている名曲。こちらもハッピーエンドの曲ではないのですが、こんなに全力で人を思えたり、 思われたりすることはその後の人生の活力になるんだよな〜なんて思いました。ちなみにMVめちゃくちゃおすすめです。
07. 鳴らせ
マカえんのライブで聴けたら飛び跳ねるやつです。イントロからカッコ良すぎる〜！！！キーボードをはじめギター、ベース、ドラムと跳ねまくってます。セリフ調の歌詞がぎゅっと詰まっていて、Cメロ「だらだらだら なんとなくだった なら変われるのはいつになるんだ」の歌詞が全国の迷える子羊たちの背中を押してくれること間違いなし。
08. OKKAKE
この程(パターン？シチュエーション！)の曲ってめっちゃ珍しいですよね。バンドマンへのリア恋って世間的にはあんまりいいイメージない印象ですが、振り切っててめちゃくちゃかっこいいなと個人的には思います。バンドマンが魅力的なのは事実ですしね。
09. two much pain
真っ直ぐすぎて照れてしまいそうになる純愛ソング。2017アルバム『s.i.n』からの１曲。おそらくマカえんで最も聴いてきたアルバムです。「歌詞だけ読んでも成立する」1個の読み物として読んでも、「なんだか切なくなる」というようなものにしたいというはっとりさんの想いが伝わってくる１曲。
10. クールな女
イントロがチルい〜！！！エモーショナルな歌詞がグサグサと聴き手の心奥まで侵入してきてしまうような１曲。「先ずは 愛なんて捨てて 可哀想な人でいいよ とりあえずは酔わせて もっと もっと 欲しいものなんてないのないの」の歌詞だけでも雰囲気が伝わるのではないでしょうか。お酒片手に煙草をふかしながら橋の上でたそがれ聴きしたくなるような、ね。
11. TONTTU
え、これマカえん、？？？となった１曲、重低音ばちばちで、超クールなのですが、、、なんと、サウナ愛を語った歌でした〜最高！（笑）サウナ→水風呂→外気浴ってしたときになる、あの飛べそうな感覚？まるで神に召されたような(分かる人には分かる)、巷で話題の”整う”ってやつですね。その瞬間にきっとトントゥ(歌詞ではサウナの妖精の程、かつこの曲のタイトル)が現れてるのではないかな〜なんて、思いながら聴いてます。むっちゃ、カッコよく楽しすぎる。
12. サウンドオブレイン
これまたイントロ ドストライクな名曲。「飛び出したらもう後戻りできないよ 思い出すのは君の声だけ〜」のフレーズが一度聴いたら何故か頭から離れなくなります。からのラスサビの歌詞「僕らまだ何にもなれてないなら 目をそらすなよ、何にでもなれるから」でぐっと心もだてかれます。ライブで聴くと観客とアーティストがひとつになるあの感じ！大好きです。
13. MUSIC
マカえんといえば この曲。聴いていて、いちばん心地よくて気持ちくなれる気がします。ライブでは、ラスサビ前のCメロも手拍子揃えてみんな今にも踊り出しそうなテンションで盛り上がります。
14. ミスター・ブルースカイ
「猿も木から落ちるし 正義は平気で噓をつく」といった独特なフレーズからの入りだしに、つい耳を傾けてしまいます。実はこの曲、「別れ」がテーマになっていて、元Dr.メンバーを意識された曲でもあるそうです。「壁を越えて夢に向かっていく」そんな姿が純粋にかっこいいなと。
15. ワンドリンク別
みんな飛び跳ねるムードメーカー曲。「ワンドリンク別」と叫べる日が早く戻ってきて欲しい〜！！！
16. 夏恋センセイション
ベースとギターのおっかけな感じがたまらなく好きです。仲良しグループのうちの１人に恋をしていて、みんなで花火行くことになり、それもいいけど本当は２人で行きたい、主人公の甘酸っぱい恋心が鮮明に思い浮かべられる歌詞に胸きゅん間違いなし。少女マンガ読んだ気分になれます。
17. ハッピーエンドへの期待は
今回のプレイリストでは最新曲。本当はまだまだ好きで思い出にできない恋人への想いが綴られてますが、「ハッピーエンドへの期待は捨てるなよ？どうか元気でね」と最後の紳士な心で締め上げてくれる歌詞がステキ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。2021年最優秀新人賞 レコード大賞を受賞したマカロニえんぴつ。いまでは、知らない人の方が少ないような。先日10周年のマカロックツアーvol.13が東京で始まり、Twitterにもトレンド入りしてました。山梨、愛知、新潟、大阪と開催してくれるようなので、気になっっている方は、最新情報もお見逃しなく〜！最後までご覧くださりありがとうございます！
👇マカロニえんぴつのHPはこちら
https://macaroniempitsu.com/
